Home/ 新着一覧 新着一覧 大川隆法新刊解説『地球を見守る宇宙存在の眼――R.A.ゴールのメッセージ』【後編】 2020.10.18 https://youtu.be/l-fhfEL91ns 幸福実現党外務局長 及川幸久 後編では、「R.A.ゴール」の3つ目と4つ目のメッセージを紹介いたします。 (3)ウィズ・コロナで中共に洗脳されるな 「R.A.ゴール」は、日本は「ウィズ・コロナで中共に洗脳されるな」と警告を発しています。 日本政府は、防衛はアメリカに頼み、経済は中国に頼ってきました。特に日本経済は、「中国マネーにぶら下がってきました。 インバウンドで中国人にたくさん観光に来てもらい、お金を落としてもらう「爆買」がその象徴です。今年4月には習近平主席に国賓として招き、さらに中国にお金を落としてもらおうとしていました。 その中で、コロナパンデミックが始まり、「R.A.ゴール」は「政治家は解決する手段がないから、『ウィズ・コロナ』ということによって、政治家が責任逃れできる。『責任回避』ばかりに熱心だ」と痛烈な批判しています。 「中国人客で潤っていたのが減ったというだけ。そうなっていいと思いますよ。このそうしないと、本当に(日本は中国に)乗っ取られる寸前だった。」 このように「R.A.ゴール」は警告しています。 ◆ウィズ・セイビアの意味 前回の『ウィズ・セイビア』は「ヤイドロン」という宇宙存在のメッセージでした。「ウィズ・セイビア」とは、「救世主とともに」ですが、それは「神様にぶら下がる」という意味ではありません。 「どんな状況下でも自ら責任を負い、自分ができることを自助努力でやっていこう」、その中で一緒に歩んでくれるのが、「セイビア(救世主)」であるというメッセージなのです。 不況下の今こそ、この精神が必要だと宇宙存在「ヤイドロン」が我々に教えてくれました。今必要なのは、「ウィズ・コロナ」ではなく「ウィズ・セイビア」だと。 (4)聖徳太子の価値観に帰れ 「R.A.ゴール」の最後のメッセージは、「聖徳太子の価値観に帰れ」です。 これは、今年2月に発刊された『中国発・新型コロナウィルス感染霊査』の中に、「R.A.ゴール」のメッセージとして入っています。 中国の無神論国家の価値観ではなく、「聖徳太子の価値観に帰るべき」と「R.A.ゴール」は言っています。 なぜ古い話を持ち出すのかと思うかもしれません。しかし、「十七条憲法」の第1条と第2条には、重要な内容が入っています。 「一、和をもって尊しと為し、さかふる(争う)ことを無きを宗とせよ。」 「二、篤く三宝をうやまへ。」 第1条は、日本人であれば誰でも知っている「和をもって尊と為す」という「日本の精神」です。 第2条は、「仏教の三宝(仏・法・僧)を篤くうやまえ」で、次のように続きます。 「仏法は四生(全ての生物)が最終的に帰する処であり、万国にとって究極の宗教である。いつの時代の誰であろうと仏法を尊ばないような者はいない。世の中、極悪人は少なく、大抵は教えによって従えることができるが、三宝(仏教)に依らなければ、曲がった心を直すことはできない。」 世界に通用する普遍的な宗教を「仏教」として象徴的に表し、仏教を「究極の宗教」として、いつの時代であっても、誰であっても、この仏法に従わない者はいない。 ここに聖徳太子は「三宝を敬う」という「信仰の大切さ」を示しました。 ◆プーチン大統領の憲法改正の意図 日本では一千数百年前に聖徳太子は「信仰の大切さ」を憲法に入れましたが、現代においてはプーチン大統領がやりました。 今年、プーチン大統領は悲願だったロシア憲法の改正を行い、その「価値観」として「愛国心と信仰心」を入れ込み、「神への信仰を尊ぶ」という言葉がロシア憲法に入りました。 聖徳太子の価値観に帰るべきことを、今から11年前に幸福実現党大川隆法総裁の「新・日本国憲法試案」として出しています。 聖徳太子の憲法は、「17条」でしたが『新・日本国憲法試案』は「16条」です。 『新・日本国憲法試案』の前文は、「われら日本国国民は、神仏の心を心とし、日本と地球すべての平和と発展・繁栄を目指し、神の子、仏の子としての本質を人間の尊厳の根拠と定め、ここに新・日本国憲法を制定する」です。 「人間は、神の子、仏の子である。だから神仏の心を心として生きる」という「崇高な精神」が入っています。 特定の宗教を押し付けるとか、そんな小さな話では全然ありません。聖徳太子が打ち立てた日本の原点に帰るものです。 さらに、「新・日本国憲法試案」の第1条ではこう言っています。 「国民は、和を以って尊しとなし、争うことなきを旨とせよ。また、世界平和実現のため、積極的にその建設に努力せよ。」 まさに聖徳太子の「十七条憲法」そのものです。 ◆日本の価値観を変えるために 最後に、私は「地球を見守る宇宙存在の眼がある」ということを、この本を通して多くの人たちに伝えたいと思います。 こういう本があることをぜひ周りに薦めてください。薦めるのが難しかったら、このメルマガの URLをメールで送ってください。 「宇宙からこのようなメッセージが来ているらしい」と、日本中、世界中に広げていただきたい。それによって、きっとこの国の価値観は変わっていきます。 それが「親中ウィルス」を追い出し、この国を変える力になると私は信じています。 【出典書籍】 『地球を見守る宇宙存在の眼――R.A.ゴールのメッセージ』 大川隆法 著/幸福の科学出版 https://www.amazon.co.jp/dp/4823302192/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_RecGFbE2P6H5A @amazonJP 『中国発・新型コロナウィルス感染霊査』新型ウィルスが、このタイミングで発生した理由とは 大川隆法著/幸福の科学出版 https://www.amazon.co.jp/dp/4823301536/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_PupIFbSMMGE7W @amazonJP 大川隆法新刊解説『地球を見守る宇宙存在の眼――R.A.ゴールのメッセージ』【前編】 2020.10.17 https://youtu.be/l-fhfEL91ns 幸福実現党外務局長 及川幸久 ◆地球を見守る宇宙存在の眼 今回は、幸福実現党、大川隆法総裁の下記の新刊の書籍を紹介しながら、「宇宙と国際政治」について考えて参ります。 『地球を見守る宇宙存在の眼――R.A.ゴールのメッセージ』 大川隆法 著/幸福の科学出版 https://www.amazon.co.jp/dp/4823302192/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_RecGFbE2P6H5A @amazonJP 「R.A.ゴール」というご存在は、「宇宙人より、もっと大きい宇宙的な存在」です。その「宇宙存在R.A.ゴール」から幸福実現党大川隆法総裁にメッセージが降りてきました。 ここには、私たちにとって非常に重要な「国際政治の論点」が明かされています。 ◆世界の重要人物が語る「UFOや宇宙人」 さて、これまで世界の重要人物が、「UFOや宇宙人」について語っています。 例えば、ビートルズのジョン・レノンは、ニューヨークで「UFOを見た」ことや「宇宙人と出会った」と証言しています。(https://youtu.be/l-fhfEL91ns ジョン・レノンの証言01:46〜) また、レーガン米大統領は、国連本部で「UFOと宇宙人」についてスピーチしています。 「今、もし我々の世界に対して、宇宙人が攻めてくるような脅威があったとしたら、我々は地上で対立している場合ではない。」(https://youtu.be/l-fhfEL91ns レーガン米大統領の国連演説04:03〜) 1980年代は「米ソ冷戦の時代」で、東側と西側が激しく対立し、核戦争の危機がありました。 前回も紹介した通り、今年4月、米国防総省ペンタゴンがUFOの映像を3本公開し、来年はもっと詳しい情報を開示することになっています。 今や「UFOや宇宙人」は「政治課題」になっています。そういう意味で重要ですので、ぜひご覧いただければ幸いです。 ◆宇宙存在R.A.ゴールのメッセージ 今回は、『地球を見守る宇宙存在の眼』「宇宙存在R.A.ゴール」からのメッセージを取り上げます。 「宇宙存在R.A.ゴール」の主要メッセージは次の通りです。 (1)コロナウィルスに関して、中国の責任を徹底追求せよ (2)宇宙から地球への介入がある (3)ウィズ・コロナで中共に洗脳されるな (4)聖徳太子の価値観に帰れ (1)コロナウィルスに関して、中国の責任を徹底追求せよ 「新型コロナウィルスは、間違いなく中国が関係しているので、中国の関係者全員を国際法廷で証言させるべきだ」と、「R.A.ゴール」は言っています。 実は、同様の声は世界からも上がっているのです。数ヶ月前、国際法の専門家たちのブログサイト「INTERNATIONAL LAW BLOG」で「中国を国際法廷に引っ張り出せるか」が掲載されています。 「INTERNATIONAL LAW BLOG」 https://internationallaw.blog/2020/05/15/state-responsibility-and-covid-19-bringing-china-to-the-international-court-of-justice/ 政界でも共和党上院議員トム・コットン議員が、2月16日にFOX Newsのインタビューに応えて「このウィルスは中国がつくった生物兵器である」と言いました。 同議員は、世論の嘲笑を受けながらも、「これだけ多くの人が亡くなっているわけだから、状況証拠さえあるならば中国を徹底的に追及すべきだ」と言い続けたのです。 (2)宇宙から地球への介入がある 「R.A.ゴール」の2つ目のメッセージは、「宇宙から地球へ介入する」ことがあるということです。 地球人は気づいていませんが、それが「米ソ核戦争の抑止」でした。同書の中で「R.A.ゴール」は、こう言っています。 「『20世紀末が核戦争』というのが、われわれの意見だったので、防ぐ方法を相談していて、UFOをいっぱい出現させて『宇宙からの脅威というのがあるぞ』とPRしたんです。」 まさに、レーガン大統領が国連演説で「地球で対立している場合ではない」と言ったのはこのことです。実は「R.A.ゴール」は、同書の中で「レーガン大統領と会っている」と言っています。 もちろん裏の取りしようがありませんが、地球を守るために「宇宙からの介入がある」ということを知っていただきたいと思います。 ◆今も起きている「宇宙から地球への介入」 そして、「宇宙から地球への介入」は、今もあるかもしれないと、「R.A.ゴール」は言っています。 「中国が、もし重大な『人類に対する罪』を犯しそうになるんだったら、やるべきことはやります。例えば、台湾に核兵器を…。」 もしかしたら「中国は台湾に対して核兵器を使うかもしれない」と「R.A.ゴール」は示唆しています。 実際に下記のような「中国は台湾を侵略する台湾戦争で核兵器を使うか」という議論はあるのです。 【THE DIPLOMAT】Would China Use Nuclear Weapons in a War With Taiwan? https://thediplomat.com/2020/04/would-china-use-nuclear-weapons-first-in-a-war-with-the-united-states/ そして、「R.A.ゴール」は、中国が「台湾に対して核攻撃をする」とか、言い出した場合は、それなりの「示威運動」というか、「宇宙人、ここにあり」という運動を起こすと示唆しています。 また、中国は国際社会に対し「コロナウィルスは米国がつくった」と言っていますが、「R.A.ゴール」は違った観点から次のように言いました。 「中国は自分の国のなかで、ウィルス兵器を広めるつもりがなかった。なのに広まった。だから被害意識もある。 (中国は)『おかしいじゃないか。アメリカの攻撃じゃないか』と言っている。」 宇宙から見ると中国が内部で話し合っていることが分かるようですが、いくら何でもアメリカがやるはずがありません。でも、中国でもなく、アメリカでもない。・・・では誰が介入したのか? 中国はウィルス兵器をつくって使おうとしていたので、「中国のウィルス攻撃を阻止するために宇宙から介入した」と「R.A.ゴール」は暗に示しています。 はっきりとは言っていませんが、「R.A.ゴール」は、地球の重大な局面においては、地球を守るために「宇宙からの介入もある」と言っているわけです。 (つづく) 菅政権の時限爆弾「親中派」――日米豪印同盟で中国包囲網に舵を切れ 2020.10.07 https://youtu.be/fhuI8Ep8C08 (9月18日収録) 幸福実現党党首 釈量子 ◆菅新政権の外交手腕 年初から中国発の新型コロナウイルスのパンデミックもあり、米中対立が激しくなる中、菅新政権がスタートし、その外交手腕に注目が集まっています。 今回は菅新政権を取り巻く、アメリカ、中国の動きについて、日本はどうあるべきかについて考えてみたいと思います。 9月17日、「親中派」と言われている自民党の二階幹事長が、石破派の政治資金パーティで講演し、約1,500人の前で驚きの発言をしました。 「中国とは長い冬の時代があったが、今や誰がみても春を迎えている。私が(2015年に)3,000人の訪中団を率いたのがきっかけだ。」 そして、習近平国家主席の国賓待遇での来日については「穏やかな雰囲気の中で、実現できることを心から願っている」と発言しました。 二階幹事長は、アメリカの有力シンクタンクから名指しされていますが、「親中のスタンス」は全く変わっていません。 一方で総裁選挙の際に石破氏が「アジア版NATO(北大西洋条約機構)構想」と言及したのに対して、菅氏は「反中包囲網にならざるを得ないのではないか」とコメントしました。 これに対し、早速、中国が反応しています。 ◆中国の反応 9月14日の「環球時報」は、社説で次のように言及しました。 総裁選での「菅氏の政策は最も安定的なものだった。(中略)日本政府は国益を最大限にするために、日米関係を大事にしながら、同時に、中国との関係を発展させていくだろう。」 「米国は日本の唯一の同盟国であるが、中国は最大の貿易相手国である。」 日中関係に「期待」を示しつつも、アメリカがサプライチェーンの脱中国を促進し、オーストラリア、インドとの結束を強くしようとしている点に「懸念」を滲ませています。 ◆米国による中国包囲網構築が本格化 米国は、アジア太平洋戦略の一環として、オーストラリア、インド、日本を含め「4カ国安全保障対話QUAD(クアッド)」を進めています。 中国はこれを、相当嫌がっているわけです。 ポンペオ国務長官は、9月から10月にかけて、これら4カ国の外相らと立て続けに会談を行っています。 他にも、オブライエン国家安全保障担当大統領補佐官も、10月はハワイでこの4カ国、QUAD(クアッド)の安全保障担当の高官らと会う予定と報道されています。 年末には、インドが日本と米国と共に毎年行っている海上軍事演習「マラバール」に、オーストラリアを招待すると言われています。 国際共同演習「マラバール(Malabar)」は、2015年から日本を加えて、日米印3カ国による国際共同演習として毎年開催されてきました。 日米印3カ国が持ち回りで演習を主催し、2019年には日本が主催国として「マラバール2019」を日本の近海で行っています。 QUADが、NATOのような軍事的同盟関係強化だけでなく、経済にもその範囲を広げれば、中国の「一帯一路」も牽制できます。 ◆アメリカの台湾支援強化 もう一つ、中国が菅政権の動きで反応したのが、「日台関係」です。組閣後の9月16日、「環球時報」は社説で「岸信夫新防衛大臣」に着目しています。 安倍前首相の弟であり、岸信介元首相の孫である岸防衛大臣は、台湾に何度か訪問しており、同社説で日本には「一つの中国原則を堅持することと、台湾との政府高官交流を控えることを望む」と報じました。 米国も5月に、アザー米厚生長官が台湾を訪問しましたが、さらに9月16日、李登輝元総統の告別式にクラック国務次官を派遣すると発表しています。(19日、李登輝元総統の告別式に参列) また、トランプ政権は台湾海峡での「航行の自由作戦」を継続しつつ、台湾関係法に基づいて、F16戦闘機を66機の売却をはじめ、さらに大規模な兵器売却の準備を進めていることも報道されています。 蔡英文総統は、中国の国家安全維持法により、香港の自由が無くなった今、台湾が自由と民主主義のフロントラインにあるとの認識を持っています。 蔡総統は、米台関係の強化を第一優先に掲げながら、民主主義国との連携と、「脱中国のサプライチェーン構築」を呼びかけているのです。 ◆日本は政治哲学を持ち、対中包囲網構築に舵を切れ では、日本はどうすべきでしょうか。 中国は、日本が脱中国に舵を切り、台湾との政府高官交流を行ったりすることも警戒しています。 世界が中国包囲網を構築しようとしている中で、特に、日本にとってQUADは非常に価値あるものです。 日本は米豪印との関係と、加えて台湾との関係も強化し、「自由・民主・信仰」の価値を共有する国々との結束を強め、対中包囲網構築に舵を切るべきです。 陰謀論ではすまないUFOと人類削減計画【後編】 2020.10.04 https://youtu.be/RTGdxsbWg4g 幸福実現党外務局長 及川幸久 ◆企業倒産、地方自治体や国家の破綻 『ウィズ・セイビア』では、世界の未来についても語られています。 「ゴールデン・エイジ」が到来し、輝くような新しい時代が開けるかもしれない。ヤイドロンという宇宙存在はこう言っています。 「ゴールデン・エイジと言っても、良いことだけが起きるわけではなく、崩壊とともに、新しく建設されるものが出てくる時代だ。」 アメリカでは、コロナ禍の中でレストラン業、ホテル業の有名な会社が倒産しています。日本でも企業倒産が本格化するのは、今年の後半から来年にかけてと言われています。 続いて安倍前政権のような「レジャー産業と買い物客による、お金を落としていくことによる経済繁栄」の思想は崩壊するだろうと指摘しています。 国民の休日を増やしお金使ってもらう、また中国からたくさん来てもらってお金を落としてもらい経済を良くしようとする思想は崩壊するだろうということです。 例えば、沖縄県は前から観光産業への依存度が高く、今回のコロナ禍で2月から5月までの経済損失額は1867億円です。もしこれが続いたら沖縄県が破綻してしまう可能性がないとは言えません。 さらに、同書では、「バラマキ型の政治、社会福祉が国家丸抱えで、怠惰な国民がいっぱい出ているところ、王制、専制、すべて崩壊圧力がかかってくる」と警告しています。 バラマキ型は、日本の政治の典型ですが、海外でもベネズエラは完全に崩壊し、アルゼンチンやレイバノンも国債のデフォルトを出しました。他にも危ない国はあります。 ◆真の経済繁栄のために では、どうしたらいのでしょうか? 宇宙存在のヤイドロンは、小手先ではない「新しい価値観」が必要であると言っています。「新しい価値観」とは、今までのように金儲けのためではなく、それを超えた「崇高な価値観」です。 大川隆法総裁は、「日本は今、アメリカと共に、国力の立て直しを図り、『神の下の民主主義』であり、『神の子が集っての民主主義的繁栄である』ことを再確認しなければならない」と提言しています。(『繁栄の決断』より) 同じ趣旨でヤイドロンは、心の教えで個人の幸福を願っていくだけではなく、「政治と経済の原理を含んだ宗教」必要だと語っています。(『ウィズ・セイビア』より) ◆宇宙産業を興せ! では、「政治と経済の原理を含んだ宗教」の役割は何でしょうか? 4年前に発刊した『繁栄への決断』の中で、大川隆法総裁は、次のように述べています。 「今70億人を超えるまでになったこういう時代に求められることは、数多くなった世界の人々が幸福に暮らしていける発展的な方法を生み出すことである。それが私の使命でもある。」 その具体策として、『龍馬降臨』の中で日本だけでなく世界をも再生させるビジョンを提示しています。 どんな光景を『龍馬降臨』の中で示しているのかというと、「宇宙開発」をガンガンやることです。 月に食料基地をつくり、ドームの中で生活できるようにしよう。それで人口問題と食料問題を解決に導くことです。 人口を削減するのではなく、100億人を養う経済繁栄を実現すればいいわけです。これは奇想天外な話ではなく、すでに「宇宙産業」に従事している人たちはたくさんいます。 宇宙産業の特徴は、関連する産業の「すそ野」が広いことです。例えば、愛知県にトヨタ自動車という1社があれば関連する企業が増え、それによって地域全体が繁栄します。 宇宙産業はそんなレベルではありません。宇宙産業は多くの業界や分野が立ち上がり、経済全体が引き上がっていきます。これが経済繁栄の柱になるはずです。 ◆『ウィズ・セイビア』の意味 『ウィズ・セイビア』の「セイビア」とは、「救世主」のことです。「セイビア」と英語で聞くと、「イエスという救世主と共に」ということです。 しかし、同書で、宇宙存在ヤイドロンが言っているのは、地球的な救世主論を超えた「宇宙的な救世主論」です。 宇宙存在のメッセージを伝えることができる大川隆法総裁は、どういう存在なのかを明らかにした「大川隆法論」でもあります。 最後に、このような話をすると宇宙存在ヤイドロンは、「日本だけではない全世界の、インテリとか知識層すべてを敵に回さなければならない時期が来ますよ」と警告してくれています。 それを承知の上で、今回は大真面目に、「宇宙産業」によってパンデミックの危機の時代から未来を切り開いていく提言を致しました。 【参考図書】 『ウィズ・セイビア』 https://www.amazon.co.jp/dp/4823302168/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_8fvBFbYZ9Z3BE 『大中華帝国崩壊への序曲』 https://www.amazon.co.jp/dp/4823302001/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_AhvBFbZZY5JB0 『繁栄への決断』 https://www.amazon.co.jp/dp/486395865X/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_3ivBFbVAJDZNK 『龍馬降臨』 https://www.amazon.co.jp/dp/4863950241/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_CjvBFbHW8F5C6 陰謀論ではすまないUFOと人類削減計画【前編】 2020.10.03 https://youtu.be/RTGdxsbWg4g 幸福実現党外務局長 及川幸久 ◆世界で常識になりつつあるUFO 今年の大きな変化は、世界で「UFO」と「宇宙人」の存在について公然と語られるようになったことです。 きっかけは今年4月、これまでUFOの情報を秘密にしてきた国防総省が、公式に米海軍のパイロットが飛行中に出会ったUFOの映像を公開したことでした。 トランプ大統領は、アメリカNBCテレビのインタビューを受けて次のように語っています。 「私が大統領になって、UFOについて面白い話をたくさん聞いた。それはいずれ公開することになるだろう。」 また7月28日、「ニューヨーク・タイムズ」は、「国防総省のUFO調査はもはや信じるかどうかではない。これは事実の慎重な探求だ」と報じています。 アメリカ議会でも、共和党のマルコ・ルビオ上院議員が機密委員会で、政府が持っているUFO情報の公開を迫りました。 同議員が情報の公開を迫った理由は、UFOの飛行技術は地球上にない技術であり、それをロシアや中国が先に獲得したら米国にとって最大の脅威になるからです。 ◆今後「UFOの探求」は、政治課題になる? ここでいきなり、「何で政党がUFOの話を出すのか」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。 「ニューヨーク・タイムズ」の記事にあったように「UFO」「宇宙」は、「事実の慎重な探求」が必要であり、今後、アメリカをはじめ世界が真剣に探求しなければならない政治課題になると考えています。 実は、我が幸福実現党の大川隆法総裁は、宇宙人についての研究を前から行っており、この度、次の書籍を出版しました。 『ウィズ・セイビア 救世主とともに―宇宙存在ヤイドロンのメッセージ―』 大川隆法著/幸福の科学出版 https://www.amazon.co.jp/dp/4823302168/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_iedDFbNNMZVTN @amazonJP この本は、「宇宙存在である『ヤイドロン』という方のメッセージ」を、大川隆法党総裁が受信して日本語にして語った内容です。 ◆「人類が集団自殺をしたがっている」 『ウィズ・セイビア』では、ヤイドロンと名乗る宇宙存在にあたる方が、「国際政治」について論じています。 宇宙存在ヤイドロンは、今年、世界中に拡散した「新型コロナウイルス」について「人類が集団自殺をしたがっている」と、次のように指摘します。 「ある人が『78億人の人口を、例えば50憶にまで減らすには、どうしたらいいか』を自由に考えられるとしたらいろいろと起きてくるかもしれない。それが第2波以降のことです。」 2年前のアメリカの中間選挙で彗星の如く現れ、下院議員選挙史上で最年少当選したアレクサンドリア・オカシオ=コルテスは、若い世代に、「避妊」をして子供を産まないよう呼びかけています。 まさに避妊は「人口削減」であり、左翼運動の究極の目的はここにあります。 また、バイデンが副大統領候補に指名した民主党左派のカマラ・ハリスは、後期妊娠の人でも中絶できるよう法制化する政策を挙げています。 後期妊娠者の中絶は、ある見方からすると殺人にあたります。そして、中絶を世界中で推進しようとしているのがWHO(世界保健機関)です。 このような民主党やWHOという勢力と戦おうとしているのがトランプ政権なのです。 9月23日には、ニューヨークにある国連本部の総会でトランプが特に力を込めて中絶を進めようとしている勢力と戦うスピーチを行っています。 ◆人類5億人の維持を謳う「ジョージア・ガイドストーン」 「人口削減」の思想は、アメリカを中心とした欧米社会の中でかなり広がっています。 ジョージア州にある「ジョージア・ガイドストーン」という有名なモニュメントがあります。1980年代に、ある方がお金を出してつくったものです。 ここには8つの言語で、これから全人類が守るべきガイドラインが10項目あり、第一に出てくるのが、「大自然と永遠に共存し、人類は5億人以下を維持する」です。 「5億以下でないと自然とのバランスがとれない」というのが、こういう勢力の基本的な考え方なのでしょう。現実的な問題としてあるのは「食料と資源の不足」です。 例えば、中国が南シナ海、尖閣にどんどん侵略をかけているのは資源が欲しいからです。 ◆ニューヨークでのコロナ感染拡大の疑問 人口が増えすぎてしまって多くの人が飢えているような時代には、なぜかパンデミックが起きてきます。 『ウィズ・セイビア』では、宇宙存在ヤイドロンがこう語っています。 「今回、いちばんのショックは、世界一の都市であると思われるニューヨークの被害がいちばん大きかったというところで、これは、イスラム・テロ以来のことではあったかなと思います。」 アメリカでパンデミックが広がり始め犠牲者が増えたのは、1月の末からでニューヨークだったわけです。全米に一気に広がったわけではありません。 中国で最初に感染した人たちが大量に飛行機に乗ってニューヨークで感染が広がるならわかりますが、そんな気配はありませんでした。 なぜ、ニューヨークだけで急に広がっていっていったのでしょう。これについて宇宙存在ヤイドロンは「イスラム・テロ以来」だと言っています。 ここで思い出すのは、2018年10月にアメリカの FBIが上院議会で、テロ組織が大観衆イベントを狙いドローンでニューヨークを攻撃する計画があると証言をしていることです。 今回の新型コロナウイルスは、第二波、第三波が自然に起きるとしても、隠れてこういうことをやりかねません。 いや、今年の1月2月にニューヨークで行われたのかもしれないというようなことを宇宙存在ヤイドロンは示唆しているように私には思えます。 「人口削減」を誰かが考えていたとしたら、その規模というのは億単位、数十億単位だと思います。宇宙存在ヤイドロンは人類への重大な警告として言ってくれているのかもしれません。 (つづく) 米大統領選挙、トランプ逆転の秘策【後編】 2020.10.02 https://youtu.be/yv66y3W5mB4 (9月15日収録) 幸福実現党外務局長 及川幸久 前編では、『米大統領選 バイデン候補とトランプ候補の守護霊インタビュー』(大川隆法著/幸福の科学出版)から、バイデン守護霊が語る重要論点を述べてみました。 後編ではトランプ大統領の守護霊が語る大統領選挙の秘策を紹介します。 ◆「中国共産党」と対決するトランプ大統領 「中国」と「中国共産党」は違うものであることを、明確に区別したのがトランプ大統領です。 トランプ大統領が対立しているのは「中国」ではありません。対立しているのは「中国共産党」です。 国際社会は、ウイグルや香港を見て、中国共産党が「犯罪組織」だったということに気づきました。今、国際社会はアメリカをはじめ反中国になっています。 しかし、例外は、韓国の政権と日本の政権かもしれません。 ◆トランプ逆転の秘策 トランプの守護霊は、大統領選について「逆転の秘策」を2点述べています。 一つは、大統領候補によるディベートです。 アメリカの大統領選挙では、必ず候補者同士のテレビ討論会が3回ほど行われます。トランプの守護霊は次のような言い方をしています。 「わしと論戦したら(バイデンは)終わりじゃないか?3回ぐらい公開討論したら、その途中で脳溢血を起こして倒れんじゃない?」 バイデンはテレビ討論会が得意とは言えません。昨年、民主党の大統領選挙の候補者を選ぶための予備戦があった際、「現在のイギリスの首相はサッチャーである」と自信をもって言っていました。 それから、バイデンは副大統領だった時に地球温暖化対策として、「パリ協定」を成立させましたが、「パリ協定は私と『トウ小平』と行なった」と言っています。しかし、『トウ小平』は、1997年に亡くなっています。 以上をみても、テレビ討論でバイデンをトランプが打ち負かす可能性は十分あると思います。 もう一つ、トランプの守護霊がほのめかしていたのが「戦時大統領」で、こう言っています。 「ウイルスでアメリカ人を600万人近く感染させて10数万人死なせたっていうことは戦争行為に値する。最終的には、戦時大統領として臨戦態勢を見せることで空気は変わる。」 以上が、トランプ大統領の守護霊が語る大統領選挙の秘策です。 ◆神の右腕か左腕 もう一つ、トランプ大統領の守護霊は、「神の右腕か左腕」ということを言っています。 「幸福実現党であれ、幸福の科学であれ、私の指の一本一本の動きまで一致している感じだから。ほとんど『神の右腕か左腕』という感じで動いている。」 「幸福実現党とか、幸福の科学」を、「大川隆法総裁」に入れ替えるとわかります。 「私は大川総裁と私の指の一本一本の動きまで一致している。大川総裁は神様みたいな方なので、私はその神の右腕か左腕という感じで動いている」ということです。 こんなことを信じられるかと言われるかもしれません。 ドナルド・トランプという人は、マスコミの報道ではわからない面を持っています。 例えば、リバティーユニバーシティというキリスト教系の大学の卒業式でトランプが祝辞として次のように言っています。 「自由は政府から与えられるものではない。神からのギフトだ。」 皆さん、政府にぶら下がるような生き方はやめ、神から与えられたギフトとしての「自由」を十分に生かし切って、自らの「自助努力」によって人生を切り開いていく、そういうアメリカ人になってください、ということです。 ここにトランプの神への信仰が表れています。 以上、トランプとバイデンのマスコミに出てこない面を見ることができるのです。 アメリカの大統領がバイデンになったら中国が台湾と日本を侵略してくる可能性があります。しかし、トランプが再選したら、中国共産党は終わることになるでしょう。これが今日の結論です。 アメリカの大統領選挙が正しい結果になってくれることを心から願っています。 ■『米大統領選 バイデン候補とトランプ候補の守護霊インタビュー』 大川隆法著/幸福の科学出版 (日本語)https://www.amazon.co.jp/dp/4823302125/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_VCWCFb5MXMTRX (英 語)https://www.amazon.com/dp/1943869928/… (注)生きている人の守護霊霊言(守護霊インタビュー)とは? 人間には、一人にひとりずつ「守護霊」がいます。「守護霊」は、地上に生きている人の「潜在意識」であり、生きている人の「本心」「本音」そのものです。 https://happy-science.jp/feature/spiritual-world/gurdian-spirit/4161/ 米大統領選挙、トランプ逆転の秘策【前編】 2020.10.01 https://youtu.be/yv66y3W5mB4 (9月15日収録) 幸福実現党外務局長 及川幸久 ◆バイデンとトランプの本音に迫る 前回の動画で「アメリカ大統領選挙、果たしてトランプは再選できるのか」をお送りしました。 今回は、幸福実現党の大川隆法総裁の下記の近刊書から、アメリカ大統領選を探っていきたいと思います。 ■『米大統領選 バイデン候補とトランプ候補の守護霊インタビュー』 大川隆法著/幸福の科学出版 (日本語)https://www.amazon.co.jp/dp/4823302125/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_VCWCFb5MXMTRX (英 語)https://www.amazon.com/dp/1943869928/… この本は、バイデンの守護霊とトランプの守護霊にインタビューを行ったもので、「守護霊」(注)とは、言わば地上に生きている人の「潜在意識」であり、生きている人の「本心」「本音」そのものです。 霊言を、信じる人、信じない人、いろいろあるかもしれません。しかし、同書はとても重要で、今回のアメリカ大統領選挙の意味や日本人にとっても重要な選挙だということが分かります。 以下が、同書の論点です。 ・米中戦争の戦場は日本 ・2年以内に習近平失脚 ・バイデンの正体――中国関係 ・トランプ逆転の秘策 ・トランプは、神の右腕か左腕 ◆米中戦争の戦場は日本 米中は1970年代に国交を結んで以来、数十年という長きにわたって常に手を結んできました。米中関係が劇的に変わったのはトランプ政権になってからです。 もし、バイデンが大統領になったら、米中戦争になり、その戦場が日本になるかもしれません。バイデンの守護霊はこのように言っています。 「米中戦争が起きてもいいけど、戦場は日本で止めたい。そして、引き分けたら日本を半分にして米中で分ける。ハワイまで(中国を)来させない。」 米中戦争になっても、日本を戦場にして、やめる際に米中で日本分割すればよいという話です。 米中の結託は、過去にもありました。 「第二世界大戦」の時、ルーズベルト米大統領は親中派で日本と戦っていた蒋介石とつながっていました。この時も米中は結託していました。結果、日本は多大なる被害を受けました。 1990年代には、クリントン大統領はビジネスで中国とつながり、日本経済をバッシングしました。結果、半導体のシェアは中国と、韓国にもどんどん取られていったのです。 オバマ前大統領の時に中国の国家主席になったのが習近平ですが、従軍慰安婦問題と南京大虐殺が国際社会に広がってきました。この時の副大統領がバイデンです。 このように、民主党の大統領になると米中結託が起きるわけです。もしバイデンが当選したら、ほぼ間違いなく中国は台湾に侵攻します。そして尖閣諸島も取るでしょう。 ◆2年以内に習近平失脚 一方のトランプ大統領の守護霊は、「2年以内に習近平失脚」すると言っています。 同書の中で、「中国国内に、ものすごく不満がたまっており、習近平失脚を狙っている人がいる」という話が出ています。 中国共産党の党内に、反習近平の人たちが増えているのは確かのようで、習近平を引きずり降ろして、李克強を担ごうとしていると言われています。 逆に、習近平側も李克強を落とすためにいろんな手を使っています。 「クーデター」で、中国共産党が終わる可能性もあります。 ◆バイデンの正体――中国関係 そして、バイデンと中国の関係です。 2013年にバイデンが副大統領とし中国を公式訪問した時、息子ハンター・バイデンを連れて行きました。 息子のハンター・バイデンは起業家で、中国銀行と「BHRパートナーズ」という合弁会社をつくっており、公式訪問後、中国から同社に数十億ドルのお金が入っています。 「BHRパートナーズ」は、そのお金からいくつかの企業に投資しました。投資先はすべて中国の企業です。 例えば、中国の原子力発電の企業です。中国には原子力発電の最新鋭の技術がありません。そこでアメリカにスパイを送り込んで、原子力発電の会社から技術を盗み取っています。 他にもBHRパートナーズが投資していた中国の飛行機をつくる会社は、アメリカの戦闘機の最新の技術を盗んでいます。 中国は、バイデンが副大統領だったオバマ政権時代に、南シナ海のほぼすべてを「中国の海」だと言い始め、軍事基地化していきました。 オバマ大統領・バイデン副大統領はなぜ中国の覇権主義を止めなかったのか。それはバイデンが息子を通して取引していたからです。 バイデンの守護霊は、南シナ海について次のように言っています。 「南沙諸島の問題だって、どうせ台湾とフィリピン、ベトナムあたりが怖がっているだけのことだから、どうってことはないよ。」 このように霊言は本人の本音が分かります。 (つづく) 米大統領選挙の仕組みを簡単解説、トランプ再選の可能性【後編】 2020.09.30 https://youtu.be/cMW334BQZXo (9月15日収録) 幸福実現党外務局長 及川幸久 ◆バイデンが有利? 前回、複雑な大統領選挙の仕組みを説明しましたが、その仕組みは、さらに複雑です。 大統領選は11月3日が投票日ですが、選挙をやる前から勝者が決まっている州が沢山あるのです。 民主党の候補者が勝つことが決まっている州を「ブルーステート」(青)といいます。共和党の候補者が勝つことが決まっている州を「レッドステート」(赤)と言います。 「リアルクリアポリティクス(RealClearPolitics、RCP)」という有名な世論調査の統計では、9月15日の時点で、バイデンが取る州が決まっている州の選挙人の数が222で、トランプが取る州が決まっている州が125です。 過半数が270ですから、バイデンはあと50弱。トランプはあと150です。これだけ見ると圧倒的にバイデンが有利です。 ◆激戦州がトランプの勝機を決める まだ決まってない州の選挙人の合計は191残っているのですが、選挙人が38のテキサス州と選挙人16のジョージア州は、まず間違いなく「赤」(トランプ勝利)になります。 大都市圏で選挙人が多いカリフォルニア(55人)、ニューヨーク(29人)、イリノイ(20人)の合計が、100人以上となり民主党が取っています。これがバイデンとトランプの差です。 候補者が誰であったとしても、共和党は初めから100ポイントのハンディキャップがあり大統領選挙に勝つのは至難の技です。 共和党は、100ポイントを他州でひっくり返さなければなりません。これをひっくり返す方法は「激戦州を取る」ことです。 ◆トランプ勝利の方程式 激戦州は、「スイングステイト」と言われ、「赤」(トランプ)でも「青」(バイデン)でもない州です。 その中で特に重要なのが、フロリダ州、ペンシルベニア州、オハイオ州、ミシガン州で、先日、トランプはミシガン州で大きな演説をやりました。 激戦州における各州の支持率をみると、9月14日時点で、次のようになっています。 フロリダ州 バイデン +1.2% ペンシルベニア州 バイデン +4.3% オハイオ州 バイデン +2.4% ミシガン州 バイデン +4.2% 全てバイデンがリードしていますが、そのリードは、1%、2%。多くても4%で、まだどちらが勝つか分かりません。 4年前のヒラリー対トランプの大統領選挙では、フロリダも含めて激戦州をトランプが全部取りました。 また、先の世論調査で全米ではバイデンが7%以上リードしているのですが、ただこの数字に入っていないものがあります。 それが、「シャイなトランプ支持者」といわれる人たちです。「トランプを支持」を公に口に出して言えない人たちの票です。 ◆激戦州を制する者が大統領選を制する もう一度、4年前の大統領選の結果を数字でみると、選挙人の数は、トランプが304票、ヒラリーが227票。個人票では、ヒラリーが6585万票、トランプが6298万票です。 個人票では300万票近くもヒラリーが上でした。全米の支持率でもヒラリーの方が上でした。しかしルールは選挙人の数なので、激戦州をすべて制したトランプが304票を取って勝利しています。 特に重要なのが五大湖の近くにある選挙人18のオハイオ州です。オハイオ州で勝てなければ大統領選挙で勝てないというジンクスがあります。 もちろん、トランプは今回も激戦州で全部とないとダメです。しかしバイデンは、激戦州を1個取ったら勝ちです。 ◆イギリス機関の世論調査の結果 世論調査ははあてになりませんが、しかし一つ私が信頼している世論調査があります。 イギリスの「サンデーエクスプレス」という新聞社と「デモクラシーインスティチュート」というシンクタンクが共同で行っている世論調査です。 アメリカのメディアではないので、ある意味、客観的です。一番直近の8月の結果を見てみましょう。 トランプ48% バイデン45% 2カ月前の6月の結果では両方とも47%でしたので、ここに来てトランプが上げています。 では、激戦州はどうか見てみます。 トランプ49% バイデン42% 激戦州はかなりトランプがリードしています。 この世論調査の結果を選挙人数に当てはめると予想はこうです。 トランプ319 バイデン219 結果は、トランプの圧勝です。果たしてどうなるか、これも一つの予想なのでまだわかりません。 次回は、アメリカ大統領選挙について幸福実現党大川隆法党総裁が出された次の書籍からポイントを探って参ります。 ■『米大統領選 バイデン候補とトランプ候補の守護霊インタビュー』 大川隆法著/幸福の科学出版 ・世界の課題に対する両候補の本音を探り、11月に迫る米大統領選のゆくえを占う。 ・「私が再選されて、2年以内に習近平を失脚させる」(トランプ守護霊) (日本語)https://www.amazon.co.jp/dp/4823302125/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_VCWCFb5MXMTRX (英 語)https://www.amazon.com/dp/1943869928/… 米大統領選挙の仕組みを簡単解説、トランプ再選の可能性【前編】 2020.09.29 https://youtu.be/cMW334BQZXo (9月15日収録) 幸福実現党外務局長 及川幸久 ◆トランプ再選はあるのか 今回のテーマは、アメリカ大統領選挙直前に控えて、「果たしてトランプ再選はあるのか」です。 まず、アメリカ大統領選挙の仕組みを説明します。 アメリカ大統領選挙は、日本のように街頭演説や政見放送はありません。基本的にはテレビコマーシャルによる選挙が中心です。 両陣営ともテレビコマーシャルをいくつも作り、それをテレビやネットで流します。 (※両陣営のコマーシャルは、下記の動画(02:29〜06:31)で紹介しています。) https://youtu.be/cMW334BQZXo ◆バイデン陣営のトランプ批判 バイデン陣営のテレビコマーシャルのテーマは「コロナウイルス」です。 この映像の内容は、バイデンは、1月の段階でコロナウイルスに関して中国を批判するスピーチを行ったのとは対照的に、トランプは、2月に「中国がコロナ対策で一生懸命やっている」と讃えていたというものです。 そして映像では、トランプがアメリカ疾病予防管理センター(CDC)のアドバイスを聞かずにウイルスを甘く見た結果、アメリカ人に感染者が広がり、死亡者が増えたと批判しています。 「これを変えるのは、バイデンだ」というのが、民主党のコマーシャルです。 ◆トランプ陣営のバイデン批判 対してトランプ陣営のコマーシャルは、オバマ政権でバイデンが副大統領であった時にアメリカの製造業をどんどん中国に移すよう促したため、6万以上のアメリカの工場が潰れた様子を流しています。 その結果、アメリカ人の雇用は減少しますが、そんな時にバイデンが中国に訪問した映像と続きます。 工場が潰れ中産階級以下の人たちが仕事を失っていった中で、それを元に戻したのがトランプ政権だった。「バイデンが大統領になったら、同じことがまた繰り返される」、これがトランプ陣営のテレビコマーシャルです。 このように、大統領選挙のテレビコマーシャルは相手方の批判しかしていません。この雰囲気を知っていただいた上で、「アメリカ大統領選挙の仕組み」を説明します。 ◆支持率ではバイデンが優位だが 去年の10月からの米各社の世論調査の支持率の平均を見ると、終始バイデンが上回っています。 9月14日時点で、バイデンがトランプに対して「プラス7.1%リード」しています。このリードはかなり大きいものですが、最大で14%もの差ありました。 日本のマスコミは、それをうのみにして「バイデンが勝つだろう」と報道しています。 しかし、4年前の大統領選挙の時も民主党のヒラリーがリードしていました。現在のバイデンよりもっとリードしていたのです。 そのリードは投票当日まで変わりませんでした。しかし結果はトランプが勝利したのです。その最大の理由は、大統領選挙は「個人の票数」ではなく、「選挙人の票」で決まるからです。 ◆複雑な大統領選挙の仕組み 選挙人は、アメリカ50州にそれぞれ割り当てられています。 選挙人は、田舎の州は3人とか4人ですが、カリフォルニア州は55人、テキサス州は38人、ニューヨーク州は29人で、人口の多いところは割り当ての選挙人が多いのです。 アメリカは連邦国家で、州は基本的に独立した国のようなものです。だから大統領選挙は、それぞれの州がそれぞれの州の大統領を選ぶのです。 例えば、カリフォルニア州はカリフォルニア州として大統領選挙をやって、1票でも多く取った候補者がカリフォルニア州の勝者です。 1票でも多く得票した候補がその州に割り当てられた「選挙人」の票数をすべて獲得する「勝者総取り方式(ウィナーテイクオール方式)」で行われます。 例えば、カリフォルニア州は選挙人が55人ですが、仮にバイデンが6割取って、トランプが4割取っても、バイデンが票数の55を全部取るルールです。 各州に割り当てられた選挙人の合計は538人ですが、過半数の270を超えた方が勝利します。 (つづく) 世界に広がる中国発・AI監視社会の魔の手【後編】 2020.09.11 https://youtu.be/fEah86PxYUo 幸福実現党党首 釈量子 ◆世界に拡散される中国発・AI全体主義 そして、こうした中国発の「AI全体主義体制」は、水面下で世界各国に広がりつつあります。 昨年行われた米国のカーネギー国際平和財団の調査によれば、ウイグル人自治区等で実際に活用されているAIによる顔認証などの監視技術等が、「一帯一路」構想への参加国を中心に、既に60か国以上に輸出されており、欧州の先進国、そして日本の名前も挙げられています。 中国は自国14億人のみならず、日本を含めた世界各国の億単位の国民の個人情報まで、一手にすることが出来る危険性があります。 ◆中国人に必要な「魯迅」の精神 こうしたAI技術をベースにした監視体制について、「マナーが大変に悪かった中国人の行儀がよくなりつつある」と肯定的に評価する意見もあります。 しかし、中国共産党支配、習近平体制の下で命がけの言論活動を行っている言論人たちからは、次のような悲痛の声があがっています。 いまの中国社会は、「毛沢東時代に戻ったかのように言論が統制され、監視と密告制度が高度にデジタル化したものに変容した。」 興味深いのは、中国国内にとどまって全体主義体制と戦う知識人が、約100年前の中国の小説家「魯迅」の名前を引き合いに出していることです。「魯迅の精神が今こそ必要だ」と言います。 「阿Q正伝」というタイトルは聞いたことがあるかもしれませんが、魯迅は100年前に中国人の国民性の改造に取り組んだ人で、中国人の精神の弱点には「奴隷根性」があると喝破した人です。 魯迅は、中国が「立国」、つまり近代国家に生まれ変わるためには「立人」、すなわち個人の精神的自由、人格の独立が必要だと言いました。 いくら科学が発達して豊かになっても、中国人が独立した個人の自由を獲得しなければ近代文明国家になれない、それが魯迅の現代的意義だと、魯迅研究者の銭理群氏は語っています。 ◆中国のAI侵略の対応に遅れる日本 大川隆法総裁のもとに、先日、魯迅の霊が現れ、毛沢東革命の果実と、習近平の覇権主義に憤りを持っており、「中国に自由を」という強いメッセージを送ってきました。 霊界思想を信じる中国人は多いので、衝撃を与えると思います。 ■『公開霊言 魯迅の願い 中国に自由を』著者・大川隆法/幸福の科学出版 いま、中国に必要なのは、「自由」と「民主」、そして「信仰」という価値観。 https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2426 中国のようにAIを神のように位置付け、人間が奴隷化していくような社会を創るなら、それは本当に恐ろしいことです。 AIの暴走で行きつく先は、「AIディープラーニング機能」を組み込んだ兵器の登場です。 「自律型致死性兵器システム(LAWS)」など、人間の手を離れて自ら敵を殺傷するような兵器で、まだ登場していませんが、恐ろしい殺傷能力を有することになります。 中国共産党のような唯物論・無神論の独裁国家が、これを手にして優位に立てば「AI全体主義」 が世界に広がる危機があるわけです。 アメリカはじめとする世界各国が「自由・民主・信仰」の価値観のもと、世界正義を守り抜くための大きな戦いが繰り広げられていると言っても過言ではないと思います。 いま日本も、迷うことなくアメリカのトランプ政権と歩調を合わせながら、人間がAIの奴隷になるのではなく、人間としての精神性の高さを目指すことの大切さを知ることです。 また、「人の温もり」を大切にする社会こそ、これから人類が目指すべき社会であり、神の願われる未来なのだということを考えていきたいと思います。 すべてを表示する « Previous 1 … 31 32 33 34 35 … 253 Next »