築地市場の豊洲移転を一日も早く実現することを求めます!
幸福実現党・東京都本部代表(兼)東京都第10選挙区支部長
幸福実現党青年局部長(兼)HS政経塾部長 吉井としみつ
◆築地市場の豊洲移転を求める記者会見を開催
豊洲移転問題――。一体いつになったら終結するのでしょうか。
一部の有識者からも、「いい加減に豊洲移転を進めるべき」という趣旨で、小池都知事への批判の声も出てきていますが、大きな進展にまでは至っておりません。
この現状を危惧し、3月28日、幸福実現党・東京都本部として、「築地市場の豊洲移転を一日も早く実現することを求める」陳情及び署名を、東京都議会・議会事務局に提出し、その後、都庁記者クラブにて記者会見を開きました。
■「築地市場の豊洲移転を一日も早く実現することを東京都に求める陳情」
提出に伴う記者会見(抜粋版)
https://www.youtube.com/watch?v=Xgs3vhF6RFk&feature=youtu.be
「築地市場の豊洲移転を一日も早く実現するべき」3つの理由を考えてみたいと思います。
◆その1:豊洲市場がこのまま「野ざらし」なら6,000億円以上の税金の無駄遣い
小池都政の問題点として、行政におけるコスト感覚のなさがあげられます。
豊洲市場は既に完成しています。それにかかったコストは約6,000億円。
また、移転延期に伴う、関連業者への補償のために50億円の補正予算を組んでいますが、補償費の総額はそれ以上かかる見込みです。
さらに、豊洲市場の維持費として毎日500万円の費用がかかっています。
これは1時間ごとに換算すると20万8333円です。
約6,000億円以上の税金が無駄になっているということは、未成年も含めて都民1人当たり4万4千円が浪費されているということになります。
都民の税金を浪費することが、都民ファーストではないはずです。
◆その2:耐震性の面でも豊洲市場は安心
築地市場は、市場関係者の懸命なご努力によって稼働していますが、今年で築地市場は始まって82年目になります。建物の老朽化、効率性の面からも限界がきています。
防災という観点からも、豊洲市場は優れています。
◆その3:衛生面でも豊洲市場は優れている
さらに、誤解されている豊洲の地下水。
そもそも地下水は豊洲市場では使用しません。浄化して排水することに、もともとなっています。
ちなみに昨年2016年9月に豊洲市場の地下に、水が溜まっている映像が流れていましたが、これは浄化システムが稼働する前です。
その際に、共産党都議団は水質調査を行い、「環境基準(1リットル当たり0.01ミリグラム)の4割に当たるヒ素が検出した」ことを発表しました。
浄化システムが稼働する前に、水質検査をしたこと自体にも首をかしげますが、それに加えて、ヒ素があったこと自体が大変な危険だという印象を与えます。
しかし、ポイントは「環境基準値の4割」です。
つまり、「環境基準値以下」なのです。
問題ないにもかかわらず都民の不安を煽ったという意味で、共産党都議団の行動やマスコミ報道には大きな責任があります。
ただ、冷静な対応ができていれば、大きな問題にはならなかったはずです。
豊洲問題の風評被害を深刻化させてしまったのは、小池都知事の判断です。
◆今、必要な小池都知事による豊洲安全宣言
科学的に安全性を示す数字は、しっかり公表されています。
今後、「経済性」を新たな判断基準として、「市場のあり方戦略本部(仮称)」を都庁内に設置するとしていますが、専門家会議や全庁組織でいくら議論しても、そこで結論が出るわけではありません。
最後に判断するのは、小池都知事ご自身です。
豊洲の風評をこれだけ傷つけておいて、豊洲移転の可否を、都民の判断に委ねるというのは、全くの無責任です。
ぜひとも都民の安心回復のためには、小池都知事による豊洲安全宣言が必要です。
一日も早く豊洲移転をすることで、新たな「人・モノ・金」の動きを生み出して富を創出することで、ほんとうに都民ファーストな都政に軌道修正するべきです。
※署名活動について
幸福実現党・東京都本部として「築地市場の豊洲移転を一日も早く実現することを求める」署名活動を行っております。
ご賛同いただけましたなら、ぜひご協力の程、よろしくお願いいたします。締切は4月23日(日)まで。
■築地市場の豊洲移転を一日も早く実現することを東京都に求める署名
https://info.hr-party.jp/2017/4303/
■著名用紙はこちらから
https://info.hr-party.jp/files/2017/03/30152202/rwweznsi.pdf