世界恐慌をサバイバルする3つのマインドセット【後編】
幸福実現党外務局長 及川幸久
◆マインドセット(3)「自分が売りたいものではなく、相手が欲するものを考える」
前回は、マインドセットその1「計画を立てる、未来をデザインする」と、マインドセットその2「―つのドアが閉まると別のドアが開く」を説明しました。
今回は、マインドセットのその3を説明します。
さて、幸福実現党の大川総裁は、2018年の11月に北海道の千歳での講演『繁栄を招くための考え方』(書籍『自由・民主・信仰の世界』)で「恐慌」が来るかもしれないという話をしました。
2019年は、新しい元号になり、2020年は東京オリンピックもありお祝いムードですが、残念ながら人々が手探りの厳しい時代になるだろうという内容だったのです。
まさに今、そうなっているわけです。
この講演の中で大川総裁は、不況でも生き残っている経営者は、「自分が売りたいもの」ではなく、「相手が欲するもの」を考えて、「客のニーズに応えようと努力している人」であると説いています。
緊急事態宣言の中で、休業せざるを得ない人たちが今でもたくさんいます。例えば特に飲食業の方々にとってはお客さんが来ないので売り上げが立たないわけです。
そんな中である高級レストランではテイクアウトのお弁当を気軽に買ってもらえる努力をしている例もあります。
これは、今こういうものができたからでなく、今こういうものが必要とされているから、一生懸命考えて世の中を良くしようと思って努力した結果です。
これも自分自身の「心との対話」をやることによって、今人々が一体何を求めているかがわかるとうことです。
◆インスピレーショナブル仕事法
この3つ目のマインドセットに関連して幸福実現党の大川総裁が出している書籍『鋼鉄の法』の中に、「インスピレーショナブル仕事法」があります。
「天上界には、この人を手伝ってあげたいと思える人がいたら、インスピレーションを降ろしてヘルプする霊人がたくさんいる。」
ナポレオン・ヒルの「神は自分がこれ欲しいのだと正確にわかっている人の味方になる」という話とほぼ同じ内容です。
未来の計画が明確で、そして世の中のために人々のために、自分は何かをしようと真剣に考え仕事をしている人にはインスピレーションがきます。
そのインスピレーションを受けるためには、「努力とイメージの力」が必要です。
自分ができる努力はすべてやる。同時にイメージを働かせて、未来をデザインする。未来をデザインするとは、まさにイメージ化するということです。
イメージをすることによってインスピレーションというものが降りてくる。受け取れる事があります。これを「心の対話」で試してみてください。
世界恐慌をサバイバルするマインドセットのその3は、「自分が売りたいものではなく、相手が欲するものを考える」ということです。
◆3つのマインドセットで貧乏神を追い出そう!
世界恐慌の原因になっているのは言うまでもなく、中国発の新型コロナウイルスです。
新型コロナウイルスの正体とは、「中国共産党ウイルス」です。「中国共産党ウイルス」の正体は何か。それは貧乏神です。
みんなが貧乏になる。世界中が貧乏になる。つまり世界恐慌を起こす。これが中国共産党ウイルスの本当の正体です。
新型コロナウイルスに感染して健康を失って、体調悪くし命をなくす方もいらっしゃいます。
しかしそれだけではなく、このウイルスによって貧乏神にとりつかれて、心が貧乏になって、自らの未来に対する希望を失う人たちの方がはるかに多いのです。
この貧乏神を追い出すために、今回は3つのマインドセットをお話致しました。
執筆者:及川幸久