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新型コロナ。長期化する?あなたは1億総ニートに耐えられますか?【後編】

https://youtu.be/tmQqVMjSfU0
(4月10日収録)

幸福実現党幹事長(兼)選対委員長(兼)政務調査会長 江夏正敏
◆財源は「国債発行」で

コロナ長期化の際の施策で問題は財源をどうするかです。財源は「国債発行」で行います。

すでに日本はかなり国債発行しているのでもう限界ではないですかという声を聞きますが、実は今国債を発行するチャンスです。

なぜかというと新型コロナの影響は全世界に及んでおり、全世界で金融緩和をどんどんやっています。

国債を発行するとだいたい市場に回って日銀が買い取ることが多いでしょう。日銀が買い取ったらお金を市場に供給するということになります。

普通は、そうなるお金がだぶつき円は暴落しますが、世界中が金融緩和と財政出動しているので日本だけ円が暴落する危険性が比較的に少ないと言えます。

さらに国債が国際市場で品薄状態です。今まで「黒田バズーカ」で国債を買いまくったため、そして財務省があまり発行したくなかったために、今国際市場で国債があまりない状況で、もっと国債を出せる状況です。

◆「国債発行」の注意点

ただ国債をどれくらい出すかは研究の余地があるとは思います。

応急処置としての給付金は必要ですが、バラマキばっかりやっているとインフレになる可能性があります。

簡単に言うと、血液がいっぱいになって高血圧になってしまいます。

国債を発行したときの注意は、国債を発行して日銀が市場からそれを買い取った時に、お金の供給に見合うだけの実体経済をつくらなければいけません。

未来産業とか成長産業とか実態のあるものに、国債のお金を投資するほうが将来的にはいいのです。

それがインフレを起こさないためにも必要です。ここがポイントです。

富を継続的に生み出す事業にお金を投下し、そして雇用を守る必要があります。長期化したら給付金だけではどこかで資金が枯渇します。

◆人材の重要性

お金があってそれを事業化するにはやっぱり最後は「人」です。

人がそれを形にして、マネジメントして黒字を出していくのです。つまり「企業家」が出てこないと、お金を投下しただけではダメです。

この辺がこれからの日本の発展を担うポイントです。

新型コロナは長期化する可能性が高く、今の政府の緊急経済対策だと膨大な借金が残る可能性が高いです。

そして今、給付金でもらっているものを大増税というかたちで国民がそれを補完しなければいけなくなることをぜひとも知っていただきたいと思います。

やっぱり、内需喚起、雇用創出をして富を継続的に産むものにお金を投下していくようにだんだんと軸足を移していかなければなりません。これが極めて重要になってきます。

◆自助努力の精神

最後にパンデミック後は世界が変わるとよく言われます。ですから「応急処置」から長期化する場合は「自助努の精神」が必要になってきます。

政府の「応急処置」は最初必要です。ただこれが1年2年続いたら政府もでもどうしようもなくなってきます。

だから私たち国民1人1人が自助努力の精神で何とかこれを乗り越えていこうとしないとこの国難はクリアできません。

これが長期化する場合の一つの回答です。

この新型コロナという国難を乗り越えるために視聴者の皆様とともに知恵を出し合いながら手を取り合いながらぜひとも乗り越えて行きたいと思います。

江夏正敏

執筆者:江夏正敏

幸福実現党幹事長(兼)選対委員長(兼)政務調査会長

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