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スパイ天国日本が危ない!中国工作員の実態とは?【前編】

あけましておめでとうございます。今年も皆様にとって、素晴らしい年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

本日は、昨年の12月12日に収録致しました対談「スパイ天国日本が危ない!中国工作員の実態とは?【前編】」をお送りいたします。

(広報本部)

対談「スパイ天国日本が危ない!中国工作員の実態とは?」
『月刊中国』主幹 鳴霞氏 × 幸福実現党党首 釈量子

https://www.youtube.com/watch?v=RoRgQvR-rvs

※下記は要約したものです。詳しくは上記の映像をご覧下さい。

《鳴霞(めいか)氏プロフィール》
『月刊中国』主幹。1975年、中国遼寧省生まれ。中学時代に中国共産主義青年団のリーダーとなるなど中国共産党のエリートコースを歩むが、現在は日本に帰化。文化大革命時代、農村に下放された経験を持つ。著書に『中国 驚愕の性奴隷』『あなたのすぐ隣にいる中国のスパイ』『日本掠奪―知ったら怖くなる中国政府と人民解放軍の実態』『中国人民解放軍の正体―平和ボケ日本人への警告!!』など。

◆世界にいる中国のスパイ


今回は『月間中国』主幹の鳴霞(めいか)さんを再びお呼びしまして、中国のスパイについてお伺い致します。

鳴霞
今まで30年以上研究してきました。


鳴霞さんは『あなたのすぐ隣にいる中国のスパイ』という書籍を発刊されました。また週刊誌でも「あなたの会社に中国の産業スパイがいる」という記事も書かれていますね。

鳴霞
日本は本当に中国人のスパイ天国です。いろんなところに中国人スパイがいます。


そのスパイ天国という状況ですが、始まりはいつぐらいからですか。

鳴霞
鄧小平の時代から始まりました。日本以外にも世界の先進国、例えば、アメリカやカナダ、オーストラリア、イギリスなどでスパイ活動は活発化しました。

そうした活動を統括する人民解放軍情報部には、総政治部、総参謀部、国家安全部などの部門があります。


では、そこから世界中にスパイが工作活動に出ているということですね。

鳴霞
1986年から89年の間、人民解放軍情報部は世界各国に3,000人のスパイを潜入させています。

◆「これまで香港と台湾でスパイをした」


最近、中国共産党のスパイ、王立強(ワンリーチャン)がオーストラリアに政治亡命を求め、メディアに対して「これまで香港と台湾でスパイ工作をしてきた」という暴露をして、大変な話題になりましたが、この人はどういう人でしょうか。

鳴霞
王立強は今年6月に、政治亡命を求めて、オーストラリア国家安全部へ経歴やスパイ活動の情報を渡しました。

中国の大学で美術を専攻し、卒業後に香港の上場企業、中国創新投資(CIIL)に入社しましたが、この会社がスパイ企業だったようです。

先日、その中国創新投資CEOとその妻が台湾で捕まりましたが、王立強はCEOの妻に油絵を教えていた経緯がありました。

中国創新投資CEO夫婦は、王立強を信用するようになり、中国のスパイに関する内部情報を教えるようになっていきました。台湾政府は、3年前からこの夫婦のスパイ活動を注視していたのです。


いろんなスパイ活動をやっていたのですね。その中には、中国共産党を批判する本を売っていたことで有名な銅鑼湾(ドラワン)書店の李波氏(株主)が中国本土に拉致される事件がありました。

(※王立強は、李波氏の拉致に関わっていたと告白)
【参考】豪に中共スパイが亡命 諜報工作を暴露 
2019年11月25日 大紀元
https://news.livedoor.com/art icle/image_detail/17433505/?img_id=23259191

鳴霞
あの時は「習近平の7人の女」という本が出版される前で、習近平は書店の株主である李波氏の拉致を命令したと考えられます。


そうすると、香港には中国人スパイがどんどん入っているということですね。

◆日本にいる中国人スパイは3万人以上

鳴霞
香港には中国人スパイが20万人以上、日本にも少なくとも中国人スパイは3万人以上いると言われています。

日本にはスパイを防止する法律がありません。余計スパイは多くなるはずです。


スパイが入ってくる手口として、中国には海外の革新的な科学技術や軍事技術でキャッチアップするための「千人計画」があると言われています。

鳴霞
1982年頃から「千人計画」がありましたが、当時の日本はこの計画を積極的に応援しました。

工業、農業、国防等の各方面に中国人だけでなく、日本やアメリカなどから人材が集まりました。

例えば、退職した日本の農業専門家を「千人計画」の一環で呼び、中国で教えてもらうのです。

日本人は日中友好のために快く引き受けました。中国人は教えてもらうふりをして情報を盗むのです。

◆盗まれた日本の農業、畜産、工業、医療などの技術


まず、日本の農業技術に目を付けたわけですね。和牛にも目をつけているとか?

鳴霞
この前も、日本の和牛の精子を中国が盗んで、海南省で和牛がどんどん育っていると言われています。


農業、酪農、畜産以外に、工業などの分野ではいかがでしょうか?

鳴霞
中国は元来、印刷技術が弱かったのですが、日本人は丁寧に、印刷技術だけではなく、機械の製造技術の指導まで中国で行っていました。

また、日産自動車の元副社長が日産辞めて、中国に20年間住んで、1から10まで全て中国で指導してあげたこともあります。


当時は美談だった日中友好ですが、実際のところ全部技術を盗まれていたのですね。

鳴霞
「千人計画」の名簿の中に、数多くの日本人の名前を見つけることが出来ます。医療方面にも日本人は多くいます。


最近でも、日本の半導体企業の元社長が中国企業にヘッドハンティングされたという報道がありましたが、日中友好の観点と共に、報酬面でも日本の2~4倍の高給と、かなり待遇が良いという話もあります。

鳴霞
あと、ファーウェイの怖さを日本人はあまりにも知りませんでした。何といってもファーウェイの任正非CEOは人民解放軍通信部のトップです。

(つづく)

webstaff

執筆者:webstaff

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