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幸福実現党が目指す「清潔で勇断できる政治」

http://hrp-newsfile.jp/2017/3285/

幸福実現党 小鮒将人

◆安倍総理の衆院解散報道

安倍総理が10月22日投開票で衆議院解散の決意を固めたとの報道が出ており、すでに各政党でも選挙戦に向けての準備が進められています。

みなさんご存じのとおり、日本は国難の最中にいます。私たち幸福実現党が立党した2009年より、残念ながら日本の危機が続いております。

まず、幸福実現党の直接の立党のきっかけとなったのが、北朝鮮のミサイル問題でした。そしてそれ以来8年間、この問題は進展なく、危機だけが拡大してきました。

◆「非核三原則」の撤廃を推進

私たち幸福実現党は、この北朝鮮の核ミサイル問題に対しては、まず抑止力強化の観点から、「非核三原則の撤廃」及び、核保有の可能性について、議論を始めることが大切であると考えています。

◆防衛予算の倍増を目指す

また、国防力を強化するため、さらなる防衛費の増額が必要です。

幸福実現党は、まずは、現在の防衛予算GDP1%である5兆円の倍の金額である約10兆円程度の予算増を目指すべきだと主張しています。

◆「自立した日米同盟」を堅持

また、北朝鮮は日米同盟を崩し、両国を離れさせるための動きを見せていますが、こうした動きに決して同調せず、我が国としての主体を持ち自立した関係を保ちつつ、同盟を堅持させることが、北朝鮮だけでなく、中国の脅威から日本を守ることにつながります。

◆憲法改正について

一方、安倍総理は5月の憲法記念日に、憲法9条の改正案を発表しました。

それによると、第1項の「戦争放棄」、第2項の「戦力を持たない」、という項目に続く第3項として「自衛隊の存在」を明記する、としています。

そして、この改正案が、今回の選挙の争点の一つになるとも言われています。

第1項及び第2項を残すということになると、「自衛隊は存在するが戦力ではない」と、矛盾した憲法になってしまいます。

幸福実現党は、自衛隊を軍と位置づけ、国民の生命・安全・財産を守り抜く体制を整備すべきだと訴えています。

◆「アベノミクス」は失敗

自民党は「アベノミクス」は成功した、と主張していますが、実際は「デフレ脱却」もできていないように、失敗したと言わざるを得ません。

安倍政権発足直後に行った金融緩和によって、日本の景気は一時、良くなりましたが、その後、2014年に行われた消費増税によって、景気が腰折れし、低迷に入ってしまいました。

幸福実現党は、消費減税による景気回復を主張し、現在は、消費税を5%への減税を訴えています。

しかし逆に安倍総理は、一旦延期した消費税10%への増税を表明し、今回の選挙に臨もうとしています。

これは、現在のデフレ脱却が出来ていない日本経済の状況を見る限り、さらなる景気の低迷、失業率の増加につながる可能性があり、目的としていた税収も減少することが予想されます。

◆自民党のバラマキ政治で借金1000兆円

いわゆる「失われた20年」の間に、国の財政赤字は、巨大なものとなってしまいました。20年前、国の赤字は、およそ100兆円でした。

それが、現在は1000兆円にまで膨らんだのです。なぜ、こうした事態になってしまったのでしょうか。

それは、自民党政権が、バラマキを行ってきたからにほかなりません。

今回も選挙直前になって突如、消費増税分を「教育無償化」のために使う意向を示しましたが、これもバラマキ以外の何物でもありません。

こうしたバラマキを自民党はこの20年以上もの間、続けてきたのです。

◆「教育無償化」は質の低下を招く

「教育無償化」について、この厳しい景気の中で、教育費が抑えられる事は、経済的に楽になることは事実ですが、教育の質の低下を招くおそれがあります。

本当に支援の必要な学生には、奨学金の拡大などで、個別に対応すればよいだけの話で、一律に無償化にする必要はありません。

これも選挙目当てのバラマキ政策の一つで、ますます国の借金は膨れ上がってしまいます。

◆マイナス金利は資本主義の精神を失わせる

日銀が採用しているマイナス金利政策もその一つです。

借金をする側が国の利子を払わずに「預かり料」をもらい、預金をした人が損をする形となります。

これでは「資本主義の精神」を傷付け、国の健全な発展を妨げることになりかねません。幸福実現党はマイナス金利政策を速やかに中止することを訴えています。

◆「清潔で勇断できる政治」を

今の日本の政治は、経験を重ねた政治家同士で、現状維持のなれ合いの政治、バラマキによって国民、そして次の世代の若者、子どもたちにツケを負わせる政治が公然と行われています。

多くの国民の皆さまが、この現状に大きな不満を持っておられ、「清潔で勇断できる政治」が必要だとお感じになっていないでしょうか。

私たち幸福実現党は、自民党でもなく民進党でもない、新しい選択として清潔で勇断できる政治を進めてまいります。

こぶな 将人

執筆者:こぶな 将人

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