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「村山談話」――誤った歴史認識

文/幸福実現党・政務調査会 佐々木勝浩

◆戦後50年目の節目に出された「村山談話」

1995年8月15日、戦後50年目の節目に出されたのが、当時村山首相が出した「村山談話」です。

この談話の特徴は、先の大戦の責任をすべて日本に求め、それを強調したものでした。

「わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました」

言い方を変えれば「村山談話」は、とりわけ日本軍のアジア諸国への植民地支配と侵略を認めたものです。

◆東南アジアを欧米の植民地から解放した日本

しかし東南アジアでは日本に対する多くの感謝の声が上がっています。

これらの言葉は、戦後の教育でも教えておらず、マスコミもほとんど取り上げていません。

【タイ】ククリット・プラモード元首相(タイの新聞『サイアム・ラット紙』)

日本のおかげでアジア諸国は全て独立しました。日本というお母さんは、難産して母体を損ないましたが、生まれた子供はすくすくと育っています。

今日、東南アジアの諸国民が、米英と対等に話ができるのは、一体誰のおかげであるのか、それは身を殺して仁をなした日本というお母さんがあったからです。

【マレーシア】ガザリー・シャフィー元外務大臣(1988/7/19 於・赤坂プリンスホテル)

(日本政治家の「大戦において貴国に対しご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」との挨拶に対して)日本はどんな悪いことをしたというのですか?

マレー半島で南下したときの日本軍はわずか3ヶ月でシンガポールを陥落させ、我々にはとてもかなわないと思っていたイギリスを屈服させました。あの時は神の軍隊がやってきたと思いました。

日本は敗れましたが、英軍は再び取り返すことができずマレーシアは独立したのです。

【インドネシア】サンパス元復員軍人省長官(1957年来日の際の発言)

特にインドネシアが感謝することは、戦争が終わってから日本軍人約1000人が帰国せずインドネシア国軍と共にオランダと戦い、独立に貢献してくれたことです。

日本の戦死者は、国軍墓地に祀り、功績を讃えて殊勲賞を贈っているが、それだけですむものではありません。

【インド】グラバイ・デサイ弁護士会会長・法学博士(1946年 デリーの軍事裁判に参考人として召還された藤原岩市F機関長に対する挨拶)

インドは程なく独立する。その独立の契機を与えたのは日本である。インドの独立は日本のお陰で三十年早まった。これはインドだけではない。

インドネシア、ベトナムをはじめ東南アジア諸民族すべて共通である。インド4億の国民は深くこれを銘記している。

【ビルマ】バーモウ元首相(自伝『ビルマの夜明け』)

歴史的に見るならば、日本ほどアジアを白人支配から離脱させることに貢献した国はない。

真実のビルマの独立宣言は1948年の1月4日ではなく、1943年8月1日に行われたのであって、真のビルマ解放者はアトリー率いる労働党政府ではなく、東条大将と大日本帝国政府であった。

◆戦後70年、自虐史観を一掃する「安倍談話」の発信を!

以上のように、東南アジアの国々は日本に対して大変感謝しています。安倍首相は、戦後70年目の節目に、ぜひこうした東南アジアの声を反映させ正しい評価を加えた「談話」を世界に発信すべき時です。

※安倍首相に自虐史観を一掃する「戦後70年談話」を求める署名活動展開中!

http://info.hr-party.jp/2015/4162/

佐々木 勝浩

執筆者:佐々木 勝浩

幸福実現党 広報本部スタッフ

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