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土俵際の習近平国家主席 大中華帝国崩壊への序曲【後編】

https://youtu.be/OlUenL4TeeE

幸福実現党党首 釈量子
◆深刻化が予想される中国の食糧難

また、中国にとって心配なのが深刻な食糧危機です。

特に、湖北省・湖南省といった長江の中下流地域は、明の時代から「湖広熟(ここうじゅく)すれば、天下足る」と言われる中国の重要な穀物産地であり、穀物生産量は全体の約24%を占めます。今回はこの地域が「水浸し」となり農業被害は甚大です。

そして、前述したバッタの大量発生地域はすべからく、中国の主要な穀倉地帯と重なっています。

更に、年初の新型コロナウイルスの影響で、中国全土で春先の農作業はかなり出遅れたとも言われています。

食糧事情において、以上の通り「新型コロナ」「洪水」そして「バッタ」と、いわば三重苦を抱えてしまった中国政府は、「畑を田んぼにしたら、協力者には補助金を出す」という奇策まで打ち出して、食料確保の対応に苦心しています。

また、本来火事が起こりえない構造の穀物倉庫が、なぜか各地(上海、河南、貴州)で全焼するといった事態が起こりました。

これも食糧不足を隠蔽したい地方政府の「放火」だと中国のネットで紛糾しているようです。

また、ある穀物商人は国有の穀物倉庫に備蓄されているのは、穀物ではなく、食用にはならない「ゴミ」だったと暴露し、これもまた国民の間で大きな話題になっています。
 

◆追い込まれる習近平国家主席

中国国内が未曾有の大災害に見舞われる中、習近平国家主席は22日、天変地異とは無関係の吉林省を精力的に視察しています。

こうした大災害の時にこそ、民衆の苦しみを少しでも和らげ、労わろうとするのが、本来の徳ある為政者の姿のように思いますが、習主席は「災害対策本部」のような組織もろくに立ち上げず、最前線へ出向いた中央政府の責任者は一人もいないとも言われています。

習主席には、そうした徳ある為政者としての心構えが完全に欠如しているとしか思えません。

「5月から雨が止まない。呪いでもかけられているようだ」「警告無しのダム放水によって、町は壊滅的な状態になった」「(この大災害にも関わらず)北京は何もしない」といった怨嗟の声が絶えません。

しかも中国当局は完全な情報統制を敷いているためSNSにアップされた声も瞬時に消えてしまうということで、実態を報道する機関もなく、ほとんどはネットの動画等で流れてくるような状況です。

一部、共産党内部でも「クーデターが発生した」というようなことを指摘する識者の方もいます。いよいよ習主席と現体制は追い込まれている状況だと言えるでしょう。

◆娘娘の天罰?大中華帝国崩壊への序曲

歴史的に見ても、中国の歴代王朝の末期には、今回の水害や蝗害(こうがい)などの相次ぐ天変地異が付きもので、民衆の反乱を誘発し、革命が起こるというのが常でした。

中国での相次ぐ天変地異について、幸福実現党の大川総裁は『大中華帝国崩壊への序曲』のまえがきで次のように明言されています。

「今、天意による革命が起きつつある。中華帝国という現代のナチス第三帝国が、最後の繁栄のイルージョンを見せつつ、悲鳴を上げつつある。」「大中華帝国は、間もなく崩壊の過程に入る。香港の人々よ、チベット、ウイグル、南モンゴル、北朝鮮の民衆よ。神はあなた方を決して見捨てない」と述べ、今回の天変地異は明らかに天意・天罰であり、中国共産党支配の『終わりの始まり』である。」

同書籍において今回の天変地異を起こしている人物を霊査したところ、道教の霊山である泰山や洞庭湖などの女神「娘娘(ニャンニャン)」であることが判明しました。

娘娘は「無神論」「唯物論」に染まった中国共産党政権への嫌悪感を示し、また「革命」を起こすべく長江や黄河で2匹の龍が暴れ、バッタが食糧を食い荒らしているという霊的実態を明らかにしました。

今回の天変地異は「天地創造の神」に抵抗する中国への明らかなる「天罰」であると確信し、幸福実現党は「自由・民主・信仰」を心から希求する14億人の中国国民を解放すべく、大中華帝国の崩壊を日本から推進して参ります。

釈 量子

執筆者:釈 量子

幸福実現党党首

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