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「日本を変える!123の政策」――社会保障

◆はじめに――日本人の平均寿命は、世界一

2015年の日本人の平均寿命は、83.7歳でした。なんと20年連続で、世界一です。(世界保健機関(WHO)が2016年5月19日発表した「世界保健統計」)

近年の研究では、「価値判断」や「言語性能力」は、70代、80代になっても向上することが分かっています。

また、歩行速度も10歳ほど若返っているという研究結果が出ています。(鈴木隆雄他「日本人高齢者における身体機能の縦断的・横断的変化に関する研究」(2006年4月 第53巻第4号「厚生の指標」)

75歳~79歳でも、9割近くの方々は、介護保険を利用していません。 (厚生労働省「平成23年介護保険給付実態調査」より) 元気で、長寿の日本人が増えているのです。

「いつまで働きたいか」という意識調査をみると、80%の人が「70歳ぐらいまでは働きたい」と、考えています。(2011/6/22 経済産業省「長寿社会における成長戦略」)

◆生涯現役社会

人間の本質は、肉体生命ではなく魂の存在です。そして転生輪廻を繰り返し、「魂の修行」をしています。

人間は、幾転生で磨いてきた経験や知恵を元手に、神様から「ユートピアを実現せよ」という使命を与えられています。

だから、年齢に関係なく「人のお役に立つ人生」を歩んでいる人とは輝いています。多くの人たちに希望を与えています。

国から、「もらう側」ではなく、国や人々のために「与える側」の人が増えれば、国は豊かになっていきます。

そんな元気なシニアが増えれば、若い人との相乗効果で日本はもっと元気になるのではないでしょうか。

幸福実現党は、シニアの方々が、元気に働ける「生涯現役社会」を提唱しています。

以下、「社会保障」も含めた幸福実現党の政策をお送りいたします。

◆「老後は安心」に騙されるな

幸福実現党主要政策「日本を変える!123の政策」より
http://publications.hr-party.jp/files/policy/2016/007/origin/all.pdf

●少子高齢化の急速な進展で、年金や医療、介護など社会保障の財政基盤は揺らいでいます。

年金制度について、かつて政府は「100年安心」を喧伝しましたが、「安心」どころか、このまま行けば「破綻必至」です。

また、今後増大する社会保障費をすべて消費税で賄おうとすれば、大増税は避けられません。

社会保障のあり方を抜本的に見直し、「自助努力の精神」を基調とする制度への移行を図るべきです。

●平均寿命の伸長に応じて、「生涯現役社会」を構築するとともに、年金の支給開始年齢を段階的に引き上げるべきです。

そのためには、景気回復による雇用拡大を前提に、高齢者が働き続けられる環境を整備する必要があります。家族の支え合いを支援する制度設計も肝要です。

●現行年金制度が維持困難な場合には、セーフティネットを整備しつつ、破綻処理を行い、制度の整理・縮小と併せて、積立方式による新たな年金制度構築などを検討すべきです。

【幸福実現党はこうします!】

自助と家族の支え合いによる老後の幸福を支援します!

○75歳ぐらいまで生きがいを持って働き続けられる「生涯現役社会」を構築。公的年金の支給開始年齢を段階的に引き上げるとともに、高齢者の就業・起業を支援。

○相続税・贈与税や、遺留分制度の廃止、多世代同居の後押しで家族の結びつきを強化。

○いじめ対策を強化。いじめを放置・隠ぺいするなどした教員や学校への罰則を設ける。

○弱者救済のためのセーフティネットを整備。

○現行年金制度の維持が困難な場合には破綻処理を実施。

○積立方式の新たな公的年金も検討。

webstaff

執筆者:webstaff

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