台湾に慰安婦像設置、日台関係分断工作に騙されるな! 幸福実現党神奈川統括支部長 HS政経塾第4期生 壹岐愛子 ◆まさかの親日国台湾に慰安婦像設置 平成最後の終戦の日を目前に、日本の保守層にとって衝撃となるニュースが飛び込んできました。 2018年8月14日に台湾南部の台南市に台湾で初めての慰安婦像が設置され、野党国民党の前総統の馬英九氏が除幕式に参列し、日本政府に対し、「正式な賠償と謝罪」を訴えたというニュースです。(8月14日付け産経新聞他) 今回の設置の背景にある狙いはなんでしょうか。 ◆慰安婦設置は国民党のプロパカンダ 言うまでもなく、台湾は親日国家であり、これまで日本と有効な関係を築いてまいりました。 その中でも台南市は、親日的な土地として日本の観光客も多く訪れますが、今回慰安婦像が設置された場所は、繁華街にある国民党台南市支部の敷地内に設置されました。 今回の慰安婦像設置は、親中派の国民党によるプロパカンダ活動に過ぎません。 親中派で知られる馬英九総統を招き、慰安婦の問題を象徴化する背景には2つの理由があります。 ◆国民党が狙う民進党批判と日台分断工作 1つ目に、国内の与党である、祭英文率いる民進党政権に対する牽制です。 台湾では、昨年、国民党独裁下で行われた弾圧・迫害の真相究明を求める法律「移行期正義促進条例」が可決されました。 これに対する反駁で、馬英九総裁は除幕式のスピーチで「日本政府に対して、法律にのっとって謝罪と賠償を要求すべき。これこそ、元慰安婦にとっての『移行期の正義』だ」と述べており、日本統治時代も法の対象とせよと民進党に対する批判の材料としても、慰安婦問題を悪用しております。 2つ目に、政権与党に日本統治時代の批判を行わせ国内の反日感情を高め、日本と台湾を分断させ、中国との親交を深めるためです。 日台関係の悪化により、日米同盟に亀裂が入ることは、中国にとって願ってもないことです。 ◆慰安婦捏造の真実を政府は世界に発信し続けよ 現政権は、民間団体と政府との関連を否定しております。 今回のニュースを聞いて日本人が台湾に不信感を抱くのは、中国共産党と国民党の罠にのっかってしまうことにつながります。 幸福実現党がこれまでも主張してきた通り、日本軍の慰安婦に対する強制連行があったとする証拠は政府としても見つかっておりません。 強制連行されたと言われるようになった所以とされる吉田清治氏の虚偽証言を朝日新聞が大々的に報じたことが影響しておりますが、その吉田証言が捏造であったことは2014年に朝日新聞も認めております。 しかし、いまだに94年に発表された「河野談話」が尾を引き、全米を中心に各地で慰安婦像が設置されております。日本政府は「河野談話」を撤回し、国際社会へ真実を発信し続けることが必要です。
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