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武漢ウイルス研究所流出説に新事実【前編】

https://youtu.be/Jtf4QUj0nsc

幸福実現党 釈量子

◆「ザ・インターセプト」が公開した爆弾文書

バイデン政権は90日間に渡るコロナ起源の調査結果を、8月下旬に発表しました。

そこで得られた結論は、『武漢ウイルス研究所』からウイルスが流出したとする説と海鮮市場の自然発生説の二つの可能性があるが、どちらもあり得る。ハッキリさせるためには、中国政府の協力が必要だというものでした。

これについては、日本のメディアも報道しましたが、その後、大分トーンダウンした感があります。

しかし、最近になって、政府以外の民間組織が独自に調査し、新たな証拠が次々と明らかになっています。

アメリカのネットメディア「ザ・インターセプト」は、情報公開法を活用し、900ページ以上の膨大な未公開文書を入手し、9月7日、ネット上で公開しました。

アメリカの感染症対策の責任者を務めるファウチ氏が所長を務める「米国立衛生研究所」は2014年から2019年にかけてNPO法人「エコヘルス・アライアンス」(ピーター・ダスザック所長)に310万ドルの助成金を渡し、コロナの研究を委託しています。

公開文書には、この助成金がどのような研究に使われるかが具体的に書かれており、そのタイトルは「コウモリのコロナウイルス出現リスクに関する評価」でした。

そして、「エコヘルス・アライアンス」から「武漢ウイルス研究所」に59.9万ドルの資金が流れており、次のような共同研究を行っていました。

(1)まず、数千ものコウモリを捕まえて、そこから人間に感染する可能性のあるコロナウイルスをふるい分けて特定する。

(2)次に、武漢研究所で遺伝子操作を行って、人間に感染しやすい新たなコロナウイルスを作成する。

(3)最後に、本当に人間に感染しやすいウイルスになったかどうか効果を確かめるために、人間の遺伝子や細胞に置き換わったヒト化マウスで確認する。

また、研究所内での実験では、「適切なバイオセイフティ―基準を満たす環境下で行われる」ことにも触れています。

これは、ウイルスの扱いが極めて難しいことや、流出した場合の被害がどれだけ大きなものになるのかについても、よく認識していたことを示しています。

「ザ・インターセプト」の記事によると、ラトガース大学の分子生物学者リチャード・エブライト氏は「この文書には『新たなウイルスを作成していた』という重要な内容が含まれている」と指摘しています。

さらに、エブライト氏は、次のように述べています。

「武漢ウイルス研究所では、2つの異なるタイプのコロナウイルスをヒト化マウスに感染させて、実験していたことがハッキリわかった。即ち、SARS型コロナウイルスとMERS型コロナウイルスの実験を同時に行っていた。」

MERS型コロナウイルスは中東呼吸器症候群と呼ばれるもので、SARSよりも高い致死率を持ちWHOによると致死率35%以上です。

もしMERS型コロナウイルスが世界に広がっていたら、世界は想像できないような悲惨な被害を被っていたはずです。

◆「ドラスティック」が公開した爆弾文書

もう一つ、9月21日、武漢研究所流出説を裏付ける爆弾文書を、新型コロナウイルスの起源調査に取り組んでいる科学者などで構成される「ドラスティック」というグループが公開しました。

「ドラスティック」によると、今回の文書は「特命の内部告発者から提供されたものだ」と主張しています。

同文書はコロナが広がる前の2018年、前出の「エコヘルス・アライアンス」が米国防総省の防衛先端技術計画局、通称「DARPA」に対して、1400万ドルの助成金を申請した際に作成された申請書類がありました。

申請書類のタイトルは、「Project DEFUSE」で、どういうプロジェクトかと言うと、「コウモリが運ぶコロナウイルスの脅威を取り除く」ということです。

次回、その詳細から見て参ります。

(後編につづく)

釈 量子

執筆者:釈 量子

幸福実現党党首

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