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コロナ最新陰謀論!?生物兵器搭載のドローン攻撃。イタリア・スペイン・NYで感染拡大のなぜ?【前編】

https://youtu.be/-H2UsEw_Y_0
(4月16日収録)

幸福実現党外務局長 及川幸久
◆「コロナウイルス生物兵器説」は陰謀論か?

コロナウイルスが全世界に拡散されるのに伴い、コロナウイルスは生物兵器ではないかという陰謀論があります。

アメリカのトム・コットン上院議員は、世界でコロナウイルスの問題が出てきた1月早々、「アメリカは中国からの航空便を直ちに停止すべきだ」と警告を発しました。

トランプ政権は、その後すぐに中国からの定期便を止めています。

2月になると、トム・コットン上院議員は、「コロナウイルスは武漢の生物兵器研究所から漏れたものである」という、いわゆる陰謀論を出し始めたのです。

その証拠はあるのかと問われて、トム・コットン上院議員は「証拠はない」と答え、メディアの嘲笑の的になりました。

アメリカのウイルスの専門家も、「新型コロナウイルスは自然界のものであると科学的に証明されている」と言っていました。

2月18日、「コロナウイルス生物兵器説」を最初に否定していたワシントンポストも、コットン上院議員は陰謀論を未だに繰り返していると批判の記事を出しています。

ところが4月14日、コットン上院議員の発言を陰謀論として片付けていたワシントンポストが、「2年前、北京にあるアメリカの大使館の人が武漢の細菌研究所を訪問してウイルス管理に対する強い懸念を国務省に報告していた」と報道しました。

やっぱり武漢の研究所から漏れたものが今回のウイルスで生物兵器でないかという話が急速に出てきたのです。

同日14日、すぐに国防総省の米軍統合参謀本部の議長が記者会見でこう言っています。「現時点でコロナウイルスは科学的根拠に基づくと自然界から出たものだが、決定的な証拠がない」と。

つまり、「コロナウイルスは科学的根拠に基づくと自然界から出たもの」だと100%証明されたわけではないということです。

この日以来、コットン上院議員は実はただし正しかったのではないかという論説がアメリカの中で出始めました。

◆コロナウイルス4つの仮説

このトム・コットン上院議員は、以前からコロナウイルスには、「4つの仮説」が成り立つのではないかと言っていました。

その「コロナウイルス4つの仮説」とは、

(1)自然界のもの。
(最も可能性大だが、現在は海鮮市場からでたものではないということがはっきりしている)

(2)研究所のウイルスが偶然漏れた(「生物兵器」という意味ではない)

(3)開発していた生物兵器が偶然漏れた

(4)生物兵器を故意に放出した
(一番可能性は低いが、しかしこれすら否定する証拠もない)

この中で、生物兵器であるという陰謀論は、(3)と(4)にあたります。

(3)と(4)の決定的な証拠もないわけですが、しかし、(1)と(2)も決定的な証拠もありません。その通りです。

世界は、「コロナウイルスがどこから出てきたのか」を突き止めなければ戦えないはずです。ですからコットン上院議員が提示した問題提起は重要な意味があると思います。

◆なぜイタリアとスペインで異常に広がったのか

コロナウイルスが特に異常に広がっているのは、イタリアとスペイン、そしてアメリカです。

4月15日付で、死亡者が一番多いのがアメリカで28,000人。次はイタリアが21000人、スペインが18000人。日本はこれに比べると146人で2桁です。

人口100万人に対する死亡者数でみると、アメリカでは86人ですが、イタリアは358人、スペインは397人です。特にイタリアとスペインが多いことがわかります。

これを考える材料として次のような記事があります。

去年8月4日に、米雑誌フォーブスが「EU安全保障委員がドローンによるテロ攻撃を警告」との見出しで、次のように報じています。

「ドローンによるテロ攻撃は、ドローンに生物兵器を搭載した形になるだろう。そしてターゲットは人口密集地である。」

人口密集地とは、例えばサッカー場です。ヨーロッパは、サッカーが最大のイベントで、そこに数万人が集まります。

EUが真剣にドローン攻撃の対策を考えるという事は、すでにその兆候があるということです。

(つづく)

及川幸久

執筆者:及川幸久

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