「外国人労働者受け入れ」と「移民政策」【後編】
http://hrp-newsfile.jp/2018/3417/
幸福実現党 広報本部スタッフ 佐々木勝浩
■2009年から「移民政策」を掲げてきた幸福実現党
幸福実現党は立党した2009年から「移民政策」を掲げてきました。
幸福実現党の「移民政策」
https://hr-party.jp/policy/economy/
移民政策
074移民受け入れに向けた制度設計を行います。
◆総枠での受け入れ数を定めるとともに、国籍別の受け入れ枠を設けることで、特定国への偏重や反日国からの移民を制限します。
◆国籍取得時には日本国への忠誠を条件とするなど、日本国民としての自覚・誇りを持つよう促します。
実際に移民を受け入れるには、何が必要でしょうか?
■日本が移民を受け入れる際のポイント――「教育の基盤づくり」
日本の主祭神、天照大神は、『最大幸福社会の実現』の中で移民政策について、以下のように述べています。
「宗教がしっかりとし、政治がしっかりとし、『リーダーシップを持って、きちんと教育することができる』ということであれば、新しく日本国民をつくることは可能です。」
「しかし、政治家が何らの判断もできない状態で、また、教育者が宗教を信じていない無残な状態で、『いたずらに、他国の国民が流入し、日本国民になる』というだけであるならば、残念ながら、この国は、よくなる方向に行くとは思えません。」
「そうした指導的立場にある者たちが、きちんと教育できるだけの強固な基盤をつくらねばなりません。」
「そのためには、この日の本の国が、国の方針において、国の考えにおいて、主座をきちんと護り、『その考えに基づいて、新しい国民を教育し、受け入れる』という態度を、きっちりとしないといけないと思います。」
「単なる安価な労働力と考えて、不用意に入れるだけであってはいけません。少なくとも、信仰国家、信仰のある国家として確立して、その信仰心をきちんと植えつけることが大事であると思います。」
以上を前提に「移民政策」の道筋を整理しておきます。
■移民政策をどう進めるか
(1)日本人としての強固な教育基盤づくり
・日本語教育だけではなく、日本国籍の取得の条件として、日本人としての国防の義務をしっかりと教育する。
・安価な単純労働だけではなく、経済発展の原理、経営の方法、教育論等を教育し日本の経済を支える優秀な人材として育成していく。
(2)規制の緩和
・外国人が単純労働だけでなく移民としてもっと自由に働けるように規制を緩和する。
・次の段階として永住権や日本国籍を与える。
(3)日本側の外国人受け入れ体制の充実
・移民を「良き日本人」に変える教育産業をつくる。
・仕事において外国人に任せられるところは任せ、重要な部分は日本人がフォローする。
・日本の高い文化の力を学んでもらい、「彼らの国も幸福に発展してほしい」と日本人も願うことが大事である。
・日本の幸福だけではなく、「日本の幸福」即「世界の幸福」というものを目指す。
(4)治安の問題
・外国人に対して不安なら、例えば三年、日本に住んでいる間に、日本人の身元引受人か保証人を立てる。
・移民を増やす準備としてスパイ防止法を制定する。
◆日本の繁栄が世界の繁栄をも呼ぶ
中国が唯物論、共産主義を全世界に広げようとしている時に、日本は自由と民主主義、神仏への信仰心を全世界に広げていく必要があります。
そのために日本を愛し日本の発展と調和の心を持った日本精神を持った外国人が多くなれば、全世界の平和にも貢献するでしょう。
以上、課題はたくさんありますが、外国人を受け入れる一つの材料になれば幸いです。
参考
《大川隆法政治講演集2009 第1巻》『新しい選択』(幸福実現党 発行)
《大川隆法政治講演集2009 第4巻》『志を崩さない』(幸福実現党 発行)
《大川隆法政治講演集2010第6巻》『心の導火線に火をつけよ』(幸福実現党 発行)
『幸福維新』 大川隆法著/幸福の科学出版
『国家の気概』 大川隆法著/幸福の科学出版
『朝の来ない夜はない』 大川隆法著/幸福の科学出版
『最大幸福社会の実現』 大川隆法著/幸福の科学出版
『松下幸之助日本を叱る』 大川隆法著/幸福の科学出版
『ハイエク「新・隷属への道」』 大川隆法著/幸福の科学出版
『ザ・リバティ』2015年7月号 未来への羅針盤――日本が移民を受け入れる条件