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「日本人よ、中国の属国になってもいいのか?!」――HS政経塾オープンセミナーレポート

http://hrp-newsfile.jp/2018/3408/

HS政経塾 第7期生 高橋 侑希(たかはし ゆき)

◆「日本人よ、中国の属国になってもいいのか?!」

『チベットには27万人のお坊さんがいたのです。朝から晩まで平和のために祈っていたのです。しかし、たった2万人の中国軍が送られると、私たちは何にもできなかったのです。』

『日本の国会前では「平和、平和」と言って活動している人たちがいますが、それでは平和は守れません。それを私はこの身で実感しました。』

――こう語るのは、チベット出身の国際政治学者のペマ・ギャルポ教授です。

7月21日(土)ユートピア活動推進館にて、国際政治学者ペマ・ギャルポ教授をお招きし、HS政経塾オープンセミナーを開催いたしました。

100名近くの方々がご参加くださり、また、第2部懇親会ではペマ教授もご同席され、日本の未来について参加者と膝詰めで語り合われました。
 

◆国家主権の侵害、そして人権弾圧

以下、ペマ教授がセミナーでお話しされた「生の声」(『』部分)をお伝えいたします。

『現在この地球上においては、個人の人権を奪い、民族の自決権を奪い、国家の主権さえも無視している―そういう国家勢力が存在しています。

消えていく国、民族には、国民にはある意味において責任があります。それは、中国の侵略を許してしまった責任です。

チベットの問題は、民族自決権の問題であり、国家の主権の問題であります。人権の問題だけではありません。
1965年、中華人民共和国はチベット自治区にし、その結果、お金・切手が一切使えなくなりました。

中国は「わが先祖が受け継いできた領土(チベット、南シナ海、沖縄、尖閣諸島)を他国には渡さない」と教科書に書いています。』

そこに国際法は存在しません。中国のルールで国家の主権を奪っていくのです。

◆中国の野望と侵略の仕方

『現在、中国は2050年までにアメリカに代わって世界の大国になると明確に言っています。それは中国が隠し続けてきた「野望」でしたが、ここまで明確に言うようになったのは軍事的にも経済的にも自信がついてきたからでしょう。

中国は心理作戦をする国です。相手の国・組織に入り込んで中を弱体化させているのです。

日本に対してはメディアに入り、国内の世論をコントロールしようとしています。中国では、「10名の記者をごちそうするよりも1人のデスクをしっかりおさえなさい」と教えられるそうです。

たとえば、スポーツでは、相手に勝たせていい思いをさせなさいと指示しているといいます。

健全な試合にまで国家が介入するのです。それが中華人民共和国の体制です。本人たちはスパイとして利用されているとわかっていない人たちが大勢います。

ミサイルは最後の侵略です。中国の侵略の仕方は相手の国の中に入って弱体化させ、攪乱させるのです。自分の国の意のままに動かせる組織をつくろうとします。』

◆日台関係について

『日本において、表玄関にあたる国は台湾です。台湾を守ることは、日本の安全保障に直結すると思います。台湾の位置づけをもっと認識することが必要です。

中国に対して、台湾は日本に対して重要だと示すべきです。

台湾は若い人のほうがしっかりしています。台湾の独立を目指して模索している若者が大勢いるのです。

日本が台湾を大事にすれば、アジアから見て、日本は頼れる仲間になるのだということを示すことができます。』

アメリカも「安全保障の表玄関」である台湾防衛のために動きだしています。

今月7月7日、米海軍の駆逐艦2隻が台湾南部の海域から台湾海峡に進入し、東北方向に向かったと発表されました。米艦艇の台湾海峡通過は異例で、台湾への軍事的圧力を強める中国をけん制する狙いがあるとみられています。(※1)

◆アジアの平和を守るために

ペマ教授は、『日本はアジアの同胞たちの真の解放のためにお手伝いしてくれた国であり、中国に対して謝り続ける必要はない』と何度も言ってくださいました。

来月8月15日は終戦記念日ですが、私たちはいつまでも「アジアに対して迷惑かけてごめんなさい」と言うべきではありません。

日本に感謝し、日本を頼りにしたいと思っているアジアの国々と連携することが、中国をけん制するために必要でしょう。

中国は虎視眈眈と尖閣諸島を狙っています。今月7月4日尖閣諸島周辺の領海に、中国の海上警備を担当する中国海警局の船3隻が相次いで侵入いたしました。そのうちの1隻には機関砲のようなものを搭載していたようです。(※2)

もはや、中国の覇権は想像・推測ではありません。この国を無神論国家に手渡さないためにも、日本人は当事者意識を持たなければなりません。

幸福実現党は、アジアの平和を守るために、日本と台湾、インドの関係をより強固なものにし、独裁国家の専制を阻止してまいります。

※1米駆逐艦2隻が台湾海峡航行、中国牽制か(7/7「産経ニュース)
https://www.sankei.com/world/news/180707/wor1807070031-n1.html
※2尖閣周辺に中国海警局の船 軍事委の傘下編入後で初「領海侵入」(7/4「産経WEST」)
https://www.sankei.com/west/news/180704/wst1807040030-n1.html

高橋侑希

執筆者:高橋侑希

HS政経塾 第7期生

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